greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

       令和3年10月20日種まき

 

 10月の初旬からドングリが落ち始めるので、7日に種拾いを行いました。落ちてから日にちが経つと乾燥してしまい、発芽が悪くなります。幸い、山で拾ったので、下が土で乾燥してなく、もう根が出ているのも少しありました。放っておけば、芽が出ることはなく、虫や鳥の餌になるか、あるいは枯れてしまいます。これは山では自然の摂理で繰り返され、問題ありません。里山では手を加えて、種を育てて苗を植えます。それをやることで里山が再生されます。ドングリを拾うことが自然保護につながると思って拾っています。

f:id:shuasai1207:20211027134323j:plain苗床に植え付けたドングリ

 拾ったドングリを2日間ほど、バケツの水に浸し、浮いたものを取り出します.早く拾っただけあって、ほとんど浮いてくるものはありませんでした。それらを水を切って冷蔵庫に保管し、暖かい日を待って、苗床の箱に腐葉土を敷き詰め、ドングリを植えました。今まで、クヌギの種を多く拾ったせいか、クヌギの苗が多くなっているので、今回はコナラだけを選びました。300個ほどありました。来年の春には芽が出、あと2年ほどで植樹できる苗になります。ポット苗を年の古い順に並べて置いています。何年に何をどのくらい拾ったかがわかります。これらが順々に植栽地に植えられ、循環していくことを願って、種まきを終えました。