greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

           令和8年5月16日、下刈り

 今日は25度以上の夏日でしたが、本格的な夏のような湿気がないので活動しやすい、さわやかな日でした。今の時期は新緑の時期です。木々の葉は黄緑色でいっぱいです。3月に植樹した時は緑がほとんどありませんでしたが、植樹地はササが20センチぐらい伸びています。陽が余り当たらないせいかそれほど伸びてはいません。しかし、坂の中腹は日が当たってササは1メートルぐらいに伸びていて、そこに植えた苗木と同じぐらいです。それで活動は、二人は刈払い機で中腹を下刈りし、四名は前回、苗木をしたところの坪刈りです。中腹はこのままだと藪になってしまうので、集中して下刈りをしなければなりません。

参加者

坪刈りを行う

中腹ではササがかなり伸びている

 中腹の苗木の周りはササなどの雑草が入り組んでいる。刈り払い機で苗木の周りを刈ろうとする。突然1メートル以上大きく伸びていた苗木が一緒に切られてしまう。そこに苗がないと思っていたのに苗木の幹が伸びていました。やはり苗木の周りは先に雑草をカマで下刈りをしなければなりませんでした。まだまだ中腹は1メートル以上のササや雑草が残っています。

中腹では雑草が伸び放題

中腹の縁での刈り払い

中程での刈り払い

 坂の下の坪刈りをしている植樹地の所でよく見ると、ところどころクヌギやコナラの実生が伸びています。今まで、そこでは実生が見られませんでしたが不思議と生えています。小さな芽なので、それらを刈らないように赤いテープを付けました。これらはこれから貴重な苗木になります。やはり、これからの苗木づくりは足元にある、自然に生えている実生を見つけ、育てることだと思いました。実生からの苗木づくりがこれからの課題です。それと、この地域はいろいろな種類の木が伸びて中木になっています。ヌルデやタラノキ、シロハダなどです。昆虫や蝶などが寄ってくるように、これらを刈らないで多様性の森を作ることも必要です。坂の下の方でアラカシの若木が倒れかかっていました。その横に杭を立てまっすぐにのびるようテープで支えました。よく見るとそのような木がたくさんあるようです。

ガマズミの花

ジシバリの花

ニガナの花

 草に覆われて野の花はほとんど見られませんが、木にはガマズミの白い花、草の合間に小さな黄色の花のジシバリやカタバミ、ニガナが咲いていました。

        令和8年3月21日 地拵えと植樹

 

 すでに春を迎えていますが、寒暖の差が激しい日々です。ちょうどこの日は晴れて暖かい日に恵まれました。今日の予定は地拵えと植樹です。木々は新芽が芽生え、地面は早春に咲くムラサキハナナが群生し、タチツボスミレが咲いています。

参加者

ポット苗

 早速、育てていただいていたポット苗を15本手分けして植栽地に運びました。そこは坂の一番下の方で、前回伐採した所です。そのため、そのまま丸太や伐採木が横たわっていたり、太い枝が散らばっています。まず、みんなで丸太や伐採木、枝を柵に運び入れる。その間に植樹する位置を決め、男性たちは穴を掘ります。しかし、ここはササが生えていたところで、ササの根が縦横に張っている。スコップでは歯が立たない。クワで掘るしかありません。かなりの力仕事です。ただ、15本の苗しかないのでそんなに時間はかかりませんでした。

スコップで穴を掘る

クワで穴を掘る

 また、あちこちに刈り残しているササが生えています。地拵えのため、カマで刈ろうとしても葉の上を滑るだけ。根を一緒に刈らないとササは刈れません。そこでカマで根を土に差し込んで思いっきり引っ張ると、刃の根元から柄がボキッ。それほど根が硬いのか、あぜんとしました。これでは苗木の根が生えていけるかどうか、心配になってきました。ササは繁殖力が強く、一番早く地下茎を横に広く張ります。他の草を寄せ付けません。人が放っておけば、ササだけが3mにも高く伸び、藪や笹原になります。それでもササは日が当たらなければ、あまり成長できません。この地域で早く植樹して、大木が育つことが必要です。ここで樹木が大きく成長できるか挑戦です。

苗木にテープを付ける

枯れ枝を短くする

 後は植えた苗木に赤いテープを付けました。今まで植えた苗木は付けていた赤いテープが取れていて他の小木と見分けが付きません。ただ新芽があるかどうかで見分けてテープを付けます。辺りを見渡すと、前に整理していないので伐採木がササの中に残っていたり、太い枝が散らばっているのが見られます。のこぎりで切れる枝は短くして、全員でそれらを柵に入れました。ようやくこの地域が整頓された感じです。全員、全身奮闘です。谷の底までもう少しだけササを刈れば、下刈りが完了するとこまで漕ぎ着けました。

植樹した苗

植えた植栽地を整理する

 まだ春の花は植栽地の地面に見られませんでしたが、木には今まで見たことがなかったウグイスカグラの花が咲いていたり、ガマズミの枝には新芽が芽吹き、スイカズラの蔓が巻き付いていました。事務所の玄関にはムラサキハナナが群生し、春を象徴するタチツボスミレも見られ、春を味わう一日でした。

枝に絡みつくスイカズラ

ウグイスカグラは赤くかわいらしい

ガマズミの新芽

春の象徴のタチツボスミレ

 

         令和7年12月20日 伐採と整備

 

 雨模様の午前中でしたが、作業をするときは雨も上がり、そんなに寒くもなく、活動しやすい日でした。冬なのに駐車場は車でいっぱい。ここは野鳥観察で有名なので冬鳥の観察なのかもしれません。

参加者

 冬季は伐採期なので、今日は植樹地を伐採、地拵えして来春に植樹をする活動です。しかし、そこでの伐採のための整備が十分でありません。所々、刈った枯草が山になっています。特に最近植樹した場所は伐採した木が横たわり、玉切りした丸太や長い枝が散らばっています。かかり木も残っています。それらを整備しなければ、伐採に進めません。また、植樹のために下刈りした所もササが群がって残っています。そのため、三人の男性はこれから植樹する所の枯れ草や枯れ枝、丸太を整理することから活動を始めました。

枯草をかき集める

柵作り

 丸太などを一か所に集めて柵を造ります。四方に杭を打ち、内側に丸太を大きい順から四角く重ね、その中に枯草や枯れ枝を入れます。本来ならば、丸太の上に太い幹から順に細い枝を重ねて脇を固めて中の空間を広げて造る方が枯草をたくさん入れることが出来ます。今回は柵が小さく、枯れ草や枝が山になってしまいました。後は熊手で枯草を集め、枯れ枝を入れる。散らばっている丸太を拾ってくる。かなりの重労働です。そして、二人の女性はまだ残っているササの下刈りを行い、刈った草を柵の中に入れます。ササが長かったので刈り取り、きれいになった時は達成感がありました。と、女性たちの談。

ササの下刈り

刈った草を柵に運ぶ

 一人は周りの整理を待ってチェーンソーで伐採を行いました。整理と並行して伐採しようとしますが、場所が坂なのと、木が曲がりくねっているので木の重心がなかなか定まりません。最初から刃の切れが悪く、突然、チェーンソウの刃がバーに斜めに引っ掛かって動かなくなる。刃とバーの連結が緩かったみたい。刃とバーをまっすぐにするためにはそれらを覆っているカバーを外さなければならない。二人して分解しました。まだ一度も外したことがないのですべての動作は恐る恐る。開けた途端、今まで何年間も溜まっていた泥や草がびっしり詰まっている。それを掻き出すのが大変。ゴミが詰まっていたので動きが鈍かったのかもしれません。また一度も刃を研磨していないので切れも悪い。そんなかんやで思うような伐採ができませんでした。

細い木を伐採

出来上がった柵

整理後

 これから器械のメンテナンスを行うことを痛感させられました。ただ、すでに倒されている木の切断やかかり木になっているこの切断を行う。まだまだ切断しなければならない木がたくさん残っています。大木の伐採はこれからです。それでも、皆さんの努力で植樹する所はきれいに整備されました。問題なのは、枯れた大木が今にも倒れそうに残っていることです。

 今の時期は花は見られませんが、下を見ると、マンリョウの赤い実とジャノヒゲの青い実が見られました。慰められる一時です。

ジャノヒゲの青い実

マンリョウの実

 

 

          令和7年11月15日 下刈り

 

 秋晴れの紅葉真っ盛りの日です。ちょうど折よく、この日に開館30周年を祝って敷地内には緑の森フェスタが開かれていました。賑やかさの中を通り過ぎ、植栽地を見ると、最初の苗木は10メートルにも伸び、葉は紅葉しています。あちこち見渡すと、ガマズミやヌルデ、ウワミズザクラなど中木に紅葉が見られます。オレンジや黄色、中にはピンクの色も交じっています。秋たけなわです。クリの実はすでに落ちていました。ここで気が付くことは、最初に植えた苗木での個体差の激しいことです。大きい苗木の太さと高さで半分にも満たない苗木もあり、驚かされます。

参加者

オレンジ色のヌルデ

赤く染まったガマズミ

 今まで下刈りを続けてきましたが、人数も少ないせいで下刈りも思うように進みません。谷に向かう中ほどの所はかなり、ササがはびこっています。刈り払いをすると蔓が絡み、倒木や枯れ枝が邪魔します。ただ、ツルは先月ほど粘り気がなくなり、すぐ切れてしまう。特に境界線の脇は整理されてないのでササと蔓が倒木を覆って山になっています。また、周りを見ると朽ちた大木がかろうじて立っていて、いつ倒れてもおかしくない。

中程での下刈り

所々ササが茂っている

中程での下刈り後

 しかし、同じところを下刈りしても進展が見られないので、思い切ってまだ手を付けていない谷の方に下刈りを進めてみました。ササが相当高く伸びています。手ガマと刈り払い機の二班で一斉に下刈りを始める。ササだけだと思いきや、下に枝や倒木が重なっていました。まず、それらを取り除くことで時間がかかる。今まで労働力がないので放っておく。倒木も時間が経ったせいか、腐れかかっているのもあり、少し軽くなっています。速く腐ることを願って整理する。まだまだ、沢山、倒木や枝が残っています。

谷に向かって下刈り

ササが高く生い茂っている

谷に向かっての下刈り後

 昨年伐採した所なので、倒れた木がそのまま残っており、伐採木が他の木にもたれかかっているのもあります。無理して刈り払いすると、貴重な中木を切ってしまいそうになります。まず、下刈りする前に、倒木や枝を整理するとともに、貴重種に目印をつけることです。相当時間がかかりそうです。そして、下刈りをした後、陰をつくっている木や灌木のような細い木を伐採します。それらを伐採すると谷底が見えてきます。すべてを整理してから、そこを植林する計画です。坂での植林となります。速く成長する広葉樹林を植えることを通して、山が藪にならず、里山として再生することになります。

 今、クマの被害が多く報道されていますが、森林が管理されず、放っておくと藪になります。そうしてドングリや実の生る木がそれらに負けてしまい減少していきます。ナラ枯れ病などの病原菌も蔓延しています。こうして、クマが餌がなくなり、民家に下りてくる可能性が出てくるのではないでしょうか。

          令和7年10月18日 下刈り

 

 台風の影響で、降ったり晴れたりの繰り返しの日々ですが、今日は晴れで、暖かい日でした。今回は、前回草が多過ぎて下刈りを大分やり残したところでの挑戦です。最初の植栽地を見上げると、苗木は10メートル近く伸び、うっそうとした森になっています。そのため、下層は日が当たらず暗いので、草はほとんど伸びていません。以前、幹の根元近くで折れてつっかえ棒で支えた枝は、完全にくっ付いてたくましく伸びています。クリの木は大きなイガがはじけて実は落ちていました。

参加者

うっそうとした森に成長した苗木

折れた枝はたくましく成長

クヌギの苗木からドングリが

 足を踏み入れて中に入り、木と木の間を通ると、ジョロウグモの巣が頭に絡みつく。一番驚いたのは、中腹で植えたクヌギの苗木がすでにドングリを実らせていることでした。成長の早いのにびっくり。クヌギは2年経って実るので、すでに昨年は実が生っていたはずです。コナラ、クヌギなどの広葉樹は成長が早いので、適度に伐採しないと下層が暗くなって行きます。

とにかく、総出で下刈り。4人は大ガマ、2人は刈り払い機です。谷の下で最近植樹した地域は日が余り当たらないせいか、草は伸びていません。問題はそこから上がった日の当たる地域です。予想したとおり、1メートル近く伸びたササと蔓との闘いです。手ガマはゆっくり蔓を切りながら進むので時間がかかります。特に木の根元、切り株や柵の周り、苗木に蔓が絡みついています。切っても切ってもきりがありません。大きな木にはツタが絡み、苗木など中木にはヤマノイモのつるが絡みつく。

苗木の周りのササを刈る

刈り払いでササを一掃

ササが山になって生い茂っている

柵の周りの蔓を取り除く

 問題は刈り払い機です。始動するとすぐに、ヤマノイモのつるやササの根などが刃に絡み、動かなくなる。何度もそれの繰り返し。それで、前もって手ノコギリで長い蔓を短く切っておく。しかし、今度は刈った後の蔓などの切り草が絡みつく。刈った草も取り除いて山にしてまとめておく。そうしないと進めない。こんな状態でまだまだ、すべき下刈りは残っています。後で気が付いたのですが、植栽地の境界の縁の地域は手が回らず、下刈りしていない所がたくさん残っています。そこに、最初に植えた苗木が、日が当たらない所だったのであまり伸びてなく、草に覆われても生き残っていました。縁の地域は倒木や枯れ枝が積み重なっていたり、切り株も多くて整備していません。刈り払い機も入れないので、草が伸び放題です。ここの整備も今後の課題です。

中腹の伐採後の跡、手前は刈った草

ジョロウグモの雌、雄の大きさはその10分の1

 タラノキが中木になって成長していました。このような実の生る木、エゴノキ、クワ、ヌルデ、リョウブなどは残すことが必要と感じます。下刈りの時、これらの幼木は気が付かず、刈ってしまいがちなので、もう一度念入りに調べて印をつけること。こんな小さな地域でもたくさんの種類の樹木が育っています。それに頼って昆虫もやってきます。まあ、下刈りをやっていると、そのような余裕もありませんが。ついに、ここにもやって来たのか思わされることがありました。外来種として有名なタケニグサの花やセイタカアワダチソウが珍しく目についたことです。ただ、これらも花がない時は非常にきれいに感じられます。

中木になったタラノキヤマノイモが絡む

タケニグサの花

外来種で有名なセイタカアワダチソウ

 

           令和7年9月20日 下刈り

 

 二日前まで猛暑が続いていましたが、今日は、運よく曇り空で涼しい普通並みの秋に戻っていました。それでも午後から雨の予報で、秋晴れは期待できないと思いながらの出発でした。入り口には秋特有のヤブタバコが一面に枝を伸ばしていました。今日は青年が二名参加するということで期待を弾ませます。二人とも自然に関心があるということで、活動に違和感はないようです。私たちは三か月ぶりの活動ですから、草が茫々、下刈りする谷の方へたどり着くまでが大変。草をかき分けながら進む。一番大変なのは木がある所、どこでもクモの巣の糸が顔に絡みつきます。今日は下刈りで、五人が手ガマ、一人は刈り払い機で行いました。

参加者

 下刈りを行う谷の方は最初の植樹地や中ほどの地域より、そんなに草は伸びていません。陽ざしが余り当たらないせいでしょう。しかし、ササが一面に広がっていて根が匍匐しています。背はそんなに高くありませんが、下刈りが大変です。カマを土の下へ潜らせてササの根を刈らないと除去できません。それと、切株や柵の周り、大木の根の周りは刈り払い機が入り込めないので、ササがかなり伸びています。まず一斉にササが伸びている所と苗木の周りを刈ります。青年は力がありますので、それに元気をもらってか、みんなも下刈りに精を出しました。

ササを刈るのに悪戦苦闘

初めての下刈りに挑戦

ササに負けそうな苗木

余り成長していない苗木

順調にササを刈り進む

 下刈りを長いことやっていなかったので、草と一緒につるがあちらこちらに伸びていました。下刈りでもう一つ重要なことは、このつるを除去することです。それが植樹木に絡みついて枯らしてしまいます。すでに三本ぐらい苗木がテープを残したまま消えていました。Ⅰm以上伸びた苗木も蔓が絡みついています。刈り払い機では谷の下の方は短いササなので問題ありませんが、中ほどの地域はつるで大変です。すぐに、刃に蔓が絡みついて刈ることが出来なくなる。ここまで草が伸びて蔓がはびこると、その都度絡みついた蔓を取り除かないと前に進めません。また、下刈りを行っても刈り捨てして進むことが出来ず、一回、刈った草を取り除くことが必要です。刈った草が絡んできます。かなり時間がかかります。今まで暑かったので、草がこれからもさらに伸びる可能性があります。これから中ほどの地域の下刈りに挑戦です。そして、雑草のせいでいつも見られていた野花が見られなくなっています。野の花の回復も下刈りの目的です。

茫々となった中ほどの地域

下刈り後の斜面

 昼食時に新たに青年が加わりましたので、それぞれ自己紹介を行う。二人はPC関係のお仕事で、一人は若いころ山菜を取ったり、ボランティア活動に関心があります。もう一人は小さい時から山好きのお父さんに連れられて山に登っていて、自然に非常に関心があるということなど、いろいろな話に花が咲きました。青年は希望の星です。午後からは予報通り雨が降り始め、活動の終わりのころにはみんな雨に濡れてしまいました。谷の下の方以外は下刈りが追い付かず、次回に挑戦です。野の花は探しましたが、ほとんど見つからず、強いてあげればアキノノゲシが一輪見られ、ミズヒキとギンミズヒキが咲いていました。隣の地ではヒヨドリバナが満開でした。

ミズヒキとギンミズヒキ(白い花)

アキノノゲシ

 

           令和7年6月28日下刈り

 6月に入ってから例年にない猛暑日真夏日が続いています。今日も例にもれず、猛暑日の中の活動でした。春の新緑や小鳥の鳴き声で出発する清々しい心地良さはありません。ギラギラ照り付ける太陽の厚さが身に迫っています。幸い、ここは木々が生い茂り、緑に包まれていますので、それが唯一の癒しです。4,5月と下刈りを行ってきましたが、人数が少ないせいか、下刈りが追い付かず、道脇の最初の植樹地から中ほどまで草茫々で、草の高さが膝まで来ています。草が全体を覆っているので、春から夏にかけていつも見られている野生の花が見られません。草をかき分けるような感じで坂を下って3,4月に植樹した場所で3人で下刈りをしました。

参加者

大きくなってきた栗の実

 そこでも小さな苗木が草に負けそうで蔓に絡まれていました。その苗木の周りを手ガマで刈ります。前回は苗木の周りしか刈っていなくて、苗木と苗木の間はササの群れが大きな島のように生い茂っています。そこを刈り払い機で刈りますが、あまりにもササの島が多いので焦ってしまう。苗木の周りを下刈りしていない所も数多くある。苗木がどこにあるかわかりません。慌ててしまって、つい、ササと一緒に苗木も3本刈ってしまう。刈ってしまった苗木はそのままにするのが惜しいので、枯れると分かっていながら挿し木にする。やはり落ち着いて丁寧に下刈りしないと、何のための下刈りなのかわからなくなります。植林は根気との勝負です。それと植物に対する愛情も必要です。

草茫々の所の下刈り

苗木の周りの下刈り

ササの島を刈り払いする

刈払い後の状況

 よく見ると、里山ではなくてはならない貴重な樹木、トネリコタラノキ、ツクバネ、ムクノキ、エノキ、ヌルデなどの幼木も沢山あります。植生が豊富です。これらを間違って下刈りで刈り取らないようにすることです。ここ緑の森は蝶で有名なので、よく珍しい蝶を見かけます。それらの豊富な植物と樹木のせいなのでしょう。里山を守るということは、そのような多様な植物を守ることなのだとも思います。

中木にならんとするヌルデ

よく見かけるヒカゲチョウ

始めて見ることが出来たオカトラノオ

木一面に咲いているリョウブの花

 珍しいことに草が生い茂っている中でオカトラノオがひっそり咲いていました。ここで始めてみた野生の花です。木々を見ると、リョウブの白くて細長い花が木一面に咲いています。本来ならば、少しでも草を刈らなければならない状況ですが、あまりのも暑くてこのままやっていくと体調がどうなるかわかりません。やり残していることが沢山ありますが、全員、断念して、食事をして早々に引き上げることにしました。