greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

        令和3年6月17日、苗の植え替え作業

 この日は曇りでにわか雨が降るということでしたが、長くは続かないだろうと思い、決行しました。始めてからしばらくすると、予報通り、大粒の雨が降り出し、急きょ、家の中で雨宿り。昨年の秋に植えた種が20センチほどの苗に伸びていて、50センチx1メートルの平らな苗床の箱の中にびっしりでした。苗床の箱が5~6個ありましたので、急いでポットに移植してもなかなかはかどりません。土がすぐ、なくなるので、畑の土を一輪車で何回も運びました。それに鶏糞と培養土と堆肥を混ぜてポットに入れる土を作ります。その土をポットに入れ、そこに穴をあけて苗を植えます。完了したポット苗を自動で噴射する水が届くところに並べます。これを流れ作業でやれば、あっという間にできそうですが、参加者が3人しかいないので、一人が別の作業を一緒にやらざるを得ませんでした。

f:id:shuasai1207:20210620173758j:plain苗でびっしりの箱を取り出す

f:id:shuasai1207:20210620173904j:plainポットに入れる土を作る

f:id:shuasai1207:20210620174023j:plain苗をポットに移植する

 あいにく、午後から日差しが出てきて暑くなり、汗だくだく。喉も激しく渇く。途中で、冷たいお茶の差し入れがあったので生き返りました。水を飲まずにやっていたら、熱中症になっていたでしょう。3人が一人何役もやり大奮闘でした。最後にポット苗を数えてみると、315個もありました。しかし、この中で最後まで大きくなるのは6~7割ぐらいです。水枯れ、日照り、病気、害虫、栄養不足などが原因です。それでも、きちんと水や栄養の管理をしていただいているので、あと2年ほどで植樹することができるようになると思います。参加者の皆さんや差し入れをしていただいた藤井夫人に感謝でした。

f:id:shuasai1207:20210620174136j:plainポット苗を水が届くところまで運ぶ

f:id:shuasai1207:20210620174220j:plain暑い中で活動した参加者

f:id:shuasai1207:20210620174302j:plain整頓された315個のポット苗