greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

      令和3年2月22日、伐採と整備

 

  新しい年を迎えての初めての活動日です。今年の冬は日々の寒暖の差が激しく、運よく、今日は気温が22度を超え、ゴールデンウィーク並みの暖かさでした。春の植樹を控えて、冬中に伐採しておくことが必要なので、この日を伐採の日に当てました。植樹する場所に、中木が混み入っていたため、そこを集中的に伐採しました。木の葉が苗木を覆うと日差しがさえぎられ、雨水も落ちないので苗木は成長できず、次第に枯れてしまいます。すでに植えた苗木が木の葉に覆われて何本か枯れていました。

f:id:shuasai1207:20210225183435j:plain伐採前の光景

f:id:shuasai1207:20210225183624j:plain木が混み入らず、伐採が容易

 全体的に、中木なので直径20センチぐらい、そんなに太く、あまり高くもなく、伐採はし易いでした。チェーンソーは1台、他のメンバーは細い幹や枝を手のこぎり。小さい木でも本数が多く、枝を切り、幹を1メートル間隔で丸太にするのに時間がかかりました。直径20センチでもそれをのこぎりで丸太にするのは大変、少し太いのはあとはチェーンソーに任せることにして、もっぱら枝を切るのに専念。問題は細かくした丸太や枝をどこに片づけるかです。幸いに、太い丸太で囲いの柵を作っていたので、そこに投げ入れることにしました。本来は、そこに草を入れてたい肥を作るのが目的でしたが、いくつかの柵の中は枝や丸太で山のようにいっぱいになりました。柵の中をどのように整理するかがこれからの課題です。

f:id:shuasai1207:20210225183814j:plain他の木に引っ掛からず、スピードを上げて切る

f:id:shuasai1207:20210225183936j:plain曲り木に登ってチェーンソーで切る

 伐採していく中で、株立ちの小さな木々の真ん中に直径30センチほどの大きな木が中ほどで大きく曲がって伸びていました。チェーンソーで根元を切ってもどこに倒れるかわかりません。そこで、木に登り、中間の曲がり始めたところをチェーンソーで切ることにしました。まず、木に登り、ロープでチェーンソーを上げ、足場を固めます。チェーンソーで切り落としますが、その位置では他の木々の枝に引っかかってしまいます。切り落とす前にロープで幹を縛り、適切な場所に幹を動かして地面に落とすことにしました。

f:id:shuasai1207:20210225184153j:plain枝を柵に投げ入れる

f:id:shuasai1207:20210225184239j:plain枝を細かく切る

f:id:shuasai1207:20210225184342j:plain柵の中は枝と丸太でいっぱい

 とにかく、切り倒した木々はすべて細かくして柵の中に入れ込みました。みんな、昼食時間を遅れるほど、時間を忘れて活動しました。ただ、初夏のような陽気と久しぶりの自然の中での活動だったので、コロナ禍でのストレス解消の一日だったようです。

f:id:shuasai1207:20210226104127j:plain伐採後の光景