greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

           令和4年3月29日 植樹

 

  春になっても、雪が降るなどの寒い日が突然来たり、変化が激しい毎日です。今日はその中で寒い日の一日でした。作業地の木々はほとんど葉が出ていませんでしたが、中にはきれいな薄黄緑の色の葉を一面につけた木もあり、春が来たなという感じです。すでに植えて大きくなった苗木は若芽が一斉に生えています。

f:id:shuasai1207:20220401155752j:plain参加者(真ん中が新しい人、祖父と孫)

 今日は前もって植樹を予定していました。そのため、苗木の準備をしなければなりませんでしたが、なかなか暖かい日が続かず、心配していたように苗木に若葉が出て来ていません。仕方なく茎だけの苗で植えざるを得ませんでした。一方、サイトにも植樹の日を知らせていたので、応募者を活動に参加していただくことができました。まず、植樹をするために、今まで地拵えした、やや広い空間に巻き尺で2メートル間隔で印をつけます。印の所に穴をあけ、そこをスコップで縦横30センチ四方に穴を広げます。

f:id:shuasai1207:20220401160123j:plainライン上に印をつける

f:id:shuasai1207:20220401160221j:plain巻き尺で位置を決める

 参加者の一人は小学1年生のお孫さんで植樹に興味を持ち、熱心に言われた通りに掘った穴に苗を植えました。茎だけの苗のポットを逆さにして苗と土を一緒に手に持ち、取り出して、それを逆にして植えます。苗がまっすぐになるように茎をまっすぐにして上の方に引っ張り、周りに土をかぶせます。そして,その土を足で踏んで固めます。本来ならば、その後、水をかけ、枯葉を敷いてマルチにするのですが、寒いので植えるだけにしました。枯葉の上は掘りにくいですが、一個一個丁寧に掘り、3人がかりで穴に土を埋めます。小学生も初めての経験のスコップで大奮闘でした。

f:id:shuasai1207:20220401160405j:plain3人で大奮闘

f:id:shuasai1207:20220401160528j:plain仲睦まじく苗を植える

f:id:shuasai1207:20220401160628j:plain植えた後、丁寧に土をかぶせる

 このような調子なので植樹ははかどりませんでしたが、20本の苗を植えることができました。ところが、おまけに切り株の所を掘っていたところ、カブトムシの幼虫が出てきてびっくり。小学生にとっては思いがけない、喜びの収穫となりました。今日の植樹は小学生中心の活動でしたが、参加者みんなが新たな出会いに話が弾み、喜びを持って活動を終えました。