令和2年10月28日、下刈り、整備活動
秋も深まった秋晴れでした。現地に着いた時から入口の杭の上に、大きなハラビロカマキリが迎えてくれていました。今月は雨が降らなかったせいか、草があまり伸びておらず、草刈りが楽でした。苗木は大きく伸びているのもあれば、枯れているのもあり、いろいろです。やはり、日が当たらない所は成長が遅く、蔽っている木や枝を切ることが必要です。草を刈っていくと、所々に、以前切った丸太が山になって積まれているのが目立ってきました。枯れ枝もあちらこちらに散らばっていて、刈り払い機がぶつかり、切り株に食い込んだりしました。草を刈るより、場所を整備するしかありません。
良く成長している苗木
木一面に実っているガマズミ
早速、みんな総出で散らばっている丸太を一か所に集め、柵を作って、その中に草や、枯れ枝を放り込みます。大きな丸太は重く、三人がかりでやっとというのもあります。ところが、腐っているので持つと割れたり、下にはいろいろな虫がいっぱいです。カブトムシの幼虫の大きくなっているのが所々に見つかりました。虫好きの人にはたまらないでしょう。みんなの中には力仕事は長年やっていないような人も見られ、一生懸命やっている姿はハラハラでした。しかし、さにあらず、全然苦にならないといった様子で頑張っていました。整備してみると、大きな空き地となり、次に植樹する場所を確保することができた感じです。後は、暗くなっているところで、暗い原因である、生い茂っている中木を伐採して明るくすることです。
出て来たヤケヤスデとカブトムシの幼虫
丸太で柵を作る
3人がかりで丸太を運ぶ
柵の中に枯れ木を投げ込む
作業終了後、私たちの活動のための資金集めをどうするかについて話し合いました。今まで2年ぐらい活動してきました。資金や器具など何の準備もない中、やってこられたのは一人のメンバーのおかげでした。しかし、それでは大きくなれないので、これから寄付を募って、自立した組織を作っていくことです。人材の確保と収入収支の流れを作って、実績を積み重ねていけば、NPO法人として認められます。この目標のもとに、クラウドファンディングに応募して、私たちの活動を宣伝していこうという結論になりました。