greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

令和2年10月12日、種まき活動

 

 一週間前にドングリを大宮公園で採集しました。かなり落ちていましたが、くすんでいて、その中で明るい茶色で光っている大きいものを探しました。公園の中の土は乾燥していて、覆っている枯葉もないので、ドングリはすぐ乾燥してしまいます。コナラは小さい粒が多く、枯れているものが大半でした。茶色で大きいものはあまりありません。さっそく拾ったものをバケツの水に入れてみると、半分ぐらいが水に浮かんでしまいました。それらは全部不良品。やはり、乾燥もしなく、虫も食わない木から落ちてすぐのものを拾うことです。良いもの、コナラ、クヌギ含めて500個ぐらいを選別しました。すぐに播く準備ができていないので、良品を集めて冷蔵庫に保管。

f:id:shuasai1207:20201015121512j:plain藤井家の農地で作業

f:id:shuasai1207:20201015121649j:plainドングリを敷き、土をかぶせる

f:id:shuasai1207:20201015121748j:plain播かれたコナラの種

 イチゴ園をやっておられる藤井さんの農地で、大きい六つの箱に土を敷き、ドングリを並べて土をかぶせる作業を行いました。それらの箱をイチゴのハウスの隣に並べると、一日朝と夕べ2回、自動的に水が散布されます。感謝。あとは、来年3月に芽が出るのを待つのみ。昨年の冬、種をまいた苗が大きくなってきていて、まだ少し早いのですが、その中の10本ぐらいを来年の春、植樹の予定にしています。私たちの成果が初めて実っていくようです。毎年、ドングリを拾って種をまいて行けば、苗木を絶やすことなく、毎年植樹することができます。このサイクルができれば、広い地域にも植林活動ができるようになるでしょう。

f:id:shuasai1207:20201015121843j:plain昨年まいた種の苗木の隣に箱を置く

f:id:shuasai1207:20201015121947j:plain十分水をかける