greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

          令和5年5月23日下刈り

 

 朝から一日中雨という天気予報も、雨は小雨ということでした。これであれば、活動できると確信し、決行しました。始めた頃は小雨でしたが、途中で止み、また小雨という繰り返し。じっとしていると少し肌寒さを感じる程度です。

参加者

 今年になって下刈りを放っておいたので草は伸びています。先月植樹した所は、草が苗木の丈とほぼ同じになっているので、すぐに刈り取らなければなりません。そこは最初の植樹地の奥で、冬に、陰をつくっている木々を伐採しました。その伐採地で植えた苗木は50本ぐらい。かなり広いスペースです。苗木と同じ丈の草が一面に伸びているので草刈りが大変。最初に、苗木を間違えて刈らないように苗木の周りの坪刈り。苗木と苗木との間隔が狭いので、すべて手ガマとの計画でしたが、とても手に負えません。手ガマと刈り払い機と二班に分かれて行いました。

下刈り前の植栽地

まず坪刈りを行う

苗木を切らないように

 もう一つの作業は伐採した時、切った木が他の木にかかり、かかり木になっていました。そのかかり木をチェーンソーで短くして、かかられている木から外しました。周りを見ると、前に伐採した大きな枝が所々、山になっています。それらを短くして柵の中に入れる必要があります。柵の中は枝が多過ぎ、はみ出て柵が崩れています。さらに問題点はドングリから育てた苗木が大きくなって植樹できないまま、苗床で根がポットを突き抜け地中に伸びています。これらを植樹するためには植栽地を造ること。もっと坂の下に向かって伐採したり、下刈りして植栽地を広げなければなりません。広げていけば、コナラやクヌギの木を伐採して萌芽更新できるまだ若い木も見つけることができます。

坪刈りの後の刈払い

苗木を襲うとする草

前に伐採した枝を切断して山にする

先月植樹した苗木

 ちょうど昼食時に小雨が降ってきたので大きな木の下で雨宿りしました。道を進んだ奥の方です。その辺りは事務所の方でイベントを行えるよう大きな広場になっています。今は春と夏の境の時期で花の盛りが終えているので、目立った花はありませんでした。しかし、若葉が雨に濡れて緑が鮮やかで、すがすがしく、何とも言えない気持ちです。すでに夏を知らせるコアジサイの淡い青色の花が美しく咲いていました。

夏を告げるコアジサイ

鮮やかな色のオオヘビイチゴの実