greenplanet’s blog

グリーンプラネットは、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアです。

グリーンプラネットとは

 私たち、グリーンプラネットは「さいたま緑の森の森博物館」と協力して、長い間、人の手が入らずに荒廃してしまった雑木林を請け負い、豊かな森の再生を手がける『里山再生』のボランティアを計画し、実践しています。

 豊かな日本の国に住む私たちは、環境問題や食糧問題に対してそれほど深刻には感じていないかもしれません。しかし、世界を見渡すと、海面上昇、集中豪雨による洪水や干ばつ、巨大台風、寒暖の差の激しい気温などの異常気象が起こっています。また、科学者は、地球温暖化の影響が特に開発途上国家に直撃すると指摘しています。

 海があるおかげで、水や大気が浄化され、循環されて、地球は生命を保っています。しかしながら、今、海の沿岸部はプラスティックのごみで覆われています。これらは氷山の一角かもしれません。今、私たちは、地球の自然を守るために行動を起こす時が来ていると思います。

 私たちの里山再生活動は地球を守ることからしてみれば小さな歩みですが、地球の循環活動を維持する一つの活動です。ひいては、地球と、これからの子孫も含めて人類を守るための着実な一歩になるものと確信しています。そのため、NGO団体、グリーンプラネットを立ち上げました。

 私たちの活動は2019年10月から始めましたが、以下に、その活動内容を順を追って記載していきたいと思います。

活動記録

2019年度

2019年10月29日 整地作業

一日中、雨の中で最初の活動を行いました。雑草がそんなに伸びていない約1ヘクタール(6号地)の場所ですが、所々、灌木があり、地面につるもはびこっているので刈払い機で灌木や草を刈りこみました。そして、以前、伐採した丸太が重なって放置されていたので、一か所に集めたりして整備しました。参加者は藤井、辻、I氏、浅井の各氏4名。

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刈払い前の6号地

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整備した6号地

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左からI氏、浅井、藤井の各氏

2019年11月5日 潘種作業

藤井氏の自宅の敷地で樹木の潘種作業を行いました。藤井家は江戸時代から何代にかけて農業を営まれていて、今は、主にイチゴのハウス栽培を大々的に行っておられます。そのため、敷地が広く、ハウスの脇にポット苗を置かせてもらうことができました。合計で500ポットぐらい、品種はクヌギ、コナラが主で、その他はコブシ、ツバキ、イイギリ、エゴノキ、シイ、ハナミズキスダジイ、アキニレ、ガマズミ、ムクロジヒサカキ、カヤ、ツルウメモドキ、ウツギ、イロハモミジの17種です。ただ、にわかに公園などから種を集めてきたので、春に芽が出てくれるかが心配です。ありがたいことに、週に2回、自動的に散水してもらっています。参加者は藤井、浅井の各氏2名。

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ポットに種を植え付ける

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ポット苗を作るため、土を準備する(左から浅井、藤井の各氏)

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ハウスの脇の苗床での散水

 

2019年11月27日 植樹のための穴掘りと整理作業

比較的平らな土地に、苗木を30本植えるための穴掘り作業を行いました。すでに、大雑把に仮払い機で草を刈っているため、少し目立つように伸びている草を刈り払いしました。地面や土の中に、木の根が張り巡らされているため、穴を掘るのが困難でした。そして、灌木の切り株がいたるところにあって、足に引っかかるので、それをのこぎりで切るのも大変でした。枯れた丸太を整理していると、積もった落ち葉の中から10匹ほどのカブトムシの幼虫が出てきて、枯葉や土の中にたくさんの昆虫が生息しているのが発見できました。参加者は藤井、辻、I氏、浅井の各氏4名。

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穴掘り作業

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穴の掘る位置や掘り方を相談する

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左から辻、浅井、藤井、I氏の各氏